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脆性
[ぜいせい]物質の【もろさ】を表す。力を加えると、あまり変形しないうちに壊れてしまうような性質。⇔靭性(じんせい)
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靭性
[じんせい]物質の持つ【ねばり強さ】を表す。靭性がある材料は、衝撃や引っ張りに強く、変形で折れたり壊れたりしにくいといえる。⇔脆性(ぜいせい)
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切削油
[せっさくゆ]NC工作機械などでの加工時に流す液体。ワークと工具の隙間に入り【潤滑】【冷却】【切粉の洗浄】などの役目を果たす。不水溶性のものと、より高い冷却性を持つ水溶性切削油剤とがある。
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バラシ
[ばらし]組立図や3Dモデルから各部品の詳細な図面(部品図)を作成する作業を指す。 各部品の寸法や加工方法、使用する材料などを明確にし、製造現場が正確に部品を製作できるようにするための作業。
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アッセンブリ
[あっせんぶり]製造業においては、複数の部品などの組み立て工程・組み立てた状態のことを指す。英語のassemblyに由来する。略してアッシー(assy)と呼ばれることもある。
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段取り
[だんどり]工作機械での電源投入から清掃・工具の取り付け・ワークの固定・NCプログラムのセットなど加工開始までの一連の作業のことを指す。製品の仕上がりに大きく影響する重要な工程。
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段取り替え
[だんどりがえ]生産ラインに流す製品に合わせて、加工機や冶具・装置の設定を変更する作業のこと。
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切粉
[きりこ]旋盤やフライス盤、ドリルなどの工作機械で金属や樹脂を削る際に発生する削りくずのことを指す。色や形状から加工状態の良し悪しを推測することができる。
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汎用
[はんよう]機械加工において、加工の操作手順を数値制御(NC/CNC)ではなく手動で行うことを指す。汎用旋盤、汎用フライスなど。
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エンドミル
[えんどみる]ワークを削って形を作るための切削工具で、工作機械に取付けて使用する。ドリルと似ているが、エンドミルは先端だけでなく側面にも刃があり、上下だけでなく左右や前後にも削ることができ、様々な形状を造ることができる。