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びびり
[びびり]切削加工時などに発生する振動や共振現象のことです。切削工具と材料の間に負荷がかかると、たわみが発生します。このたわみと元に戻る動きが繰り返されることで発生するのが、びびりです。
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パーシャルベンディング
[ぱーしゃるべんでぃんぐ]金属板のV曲げ加工の一種です。90度のパンチを使い、圧力を調整することで、90度に満たない角度に自由に曲げる加工のことです。
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バフ
[ばふ]綿やウールなどでできた円盤形状の道具で、研磨剤を塗布して金属表面を鏡のように仕上げる加工のことです。
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バーリング
[ばーりんぐ]材料に穴をあける際、縁を円筒形状に立ち上がらせる加工のことです。
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バックラッシ
[ばっくらっし]歯車が噛み合うときに意図的に設けた歯面間の隙間のことです。歯車の滑からな運動に必要で、適切な大きさのバックラッシがないと、歯車の摩耗を進めたり機械が故障したりしてしまいます。
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ハイス
[はいす]ハイスピードスチールを略してハイス、またハイス鋼、HSSなどと呼ばれる、高速度工具鋼のことです。タングステン、クロム、バナジウムなどを主成分とする鉄鋼材料で、高速回転時の高温で軟化しにくいため、回転切削工具や刃物に広く利用されます。
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ネスティング
[ねすてぃんぐ]板金加工において、1枚の金属板から複数の部品をまとめて加工するために、CADで金属板に部品配置することを指します。材料の無駄がなくなり歩留まりが向上して、製作コストを削減することができます。
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ネゴ
[ねご]negotiation(ネゴシエーション)を短くしたもので、交渉を意味します。
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ノギス
[のぎす]対象物の長さや太さなどを、挟むようにして測定する工具です。現在では、測定数値がデジタル式で表示される種類が主流です。
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難削材
[なんさくざい]硬度が高く、切削加工が難しい材料を指します。硬度が高いことに加え、耐熱性があるといった材料がこれに該当し、例としてはステンレス鋼やチタン合金などがあげられます。