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摺動
[しゅうどう]滑らせて動かすことを意味します。部品同士が接触する部分は摺動部と言い、耐久性や精度の低下を防ぐため、摩擦の小さい素材を使ったり潤滑油を使ったりして対処します。
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サーメット
[さーめっと]セラミックスと金属の合金です。硬度と耐摩耗性に優れており、切削工具の材料として使われます。
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三次元測定
[さんじげんそくていき]対象物を立体的に捉えて、形状や寸法を測定することを指します。X、Y、Z軸の座標で測定結果は表示されます。
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コラム
[こらむ]工作機械における主要な構造部分で、ベースに垂直に取り付けられた柱のことです。主軸などを支える役割を持ちます。
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剛性
[ごうせい]変形や振動を最小限に抑える性質です。工作機械の剛性が高ければ、それだけ精密な加工が可能となります。
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コレットチャック
[これっとちゃっく]工作機械において、エンドミルやドリルなどの切削工具を、またワークを固定するための治具です。
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コバルト
[こばると]硬度や耐熱性が求められる工具や合金に使われる非鉄金属です。
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クーラント
[くーらんと]切削加工、研削加工で使われる、潤滑、冷却液です。切削油とも呼ばれ、切り屑を排出させる役割も持ちます。
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協働ロボット
[きょうどうろぼっと]人と協力して作業を行う機械のことです。安全性が重視されており、人と同じ場所で作業し、効率性と生産性の向上に貢献します。
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きさげ
[きさげ]スクレーパーと呼ばれる工具で、工作機械では行えない、金属表面1ミクロン以下の平面にする加工です。また、これによりできたわずかなくぼみは潤滑油の油だまりになり、摺動性を高める効果もあります。